外国人材雇用日本語研修等支援補助金のご案内-企業・外国人の『言葉の壁』を無くすため-
※富山県HP『外国人材雇用日本語研修等支援補助金のご案内』より引用
お急ぎください!申請は令和2年5月29日(金)まで。
情報収集が遅すぎた・・・。と反省しました。富山県のHPは定期的にチェックしており、商工労働部労働政策課のページは特にみているのですが。コロナを言い訳に怠っていました。
実はこのタイプの補助金は以前からあって、主に技能実習生の日本語教育を支援する補助金でした。
※富山県HP『令和2年度日本語習得サポート事業の募集について』より引用
昨年から『日本語教室&コミュニティー』をスタートし、会場探しなどいろいろ模索している中で、県の国際課さんなどにもいろいろと相談していました。一番の問題は費用です。日本に稼ぎに来ている外国人が自費で日本語を勉強するのは少し無理があります。それでも意識の高いエンジニアなどは自分で費用を負担して日本語教室に通っています。
私は、自社で雇用する外国人の日本語スキルの向上を支援するのは、雇用主である企業の義務であると考えます。日本人に業務で必要な資格取得を支援するのと同じように、外国人が社内でより活躍できるためには日本語スキルの向上は不可欠です。であれば、外国人の彼らに日本語を習得する機会を提供することは、会社の福利厚生の一つであると考えます。
そんな時に、行政が行っている補助金がある事を教えてもらいました。それが、技能実習生を受け入れしている管理団体(単独受入の場合は企業単独)に対して、日本語研修に係る費用を一部補助する制度がある事を教えてもらいました。※技能実習生の制度はコチラから
私は、組合などの管理団体とはお付き合いしておらず、企業へのコンサルティングの一環として日本語教室を行っています。昨年度は企業に対して直接補助する仕組みはないという事でしたので、企業が直接申し込めるようにして欲しいとお願いをして参りましたところ、今年度から創設されたようです。私のお願いが通じたかな(笑)
長くなるといけないのでこれくらいにして、
外国人材を受け入れされている企業の皆さん、お急ぎください!!
補助金申請の締め切りは来週末5月29日(金曜日)です。補助金申請して是非スマイルベアー日本語教室をご活用ください。(笑)
【事業内容】はコチラ
※富山県HP『外国人材雇用日本語研修等支援補助金のご案内』より引用
企業・外国人双方にとって大きな障害となっている「言葉の壁」。その解消に向けた取組みとして、外国人材への日本語研修などを実施する企業に対して支援し、外国人材の確保・定着を目指します。
(1)補助の対象者
富山県内に事業所を有している中小企業又は登録支援機関
(2)補助の対象事業
企業や登録支援機関が、企業で雇用中の外国人に日本語研修等を実施する事業
※日本語研修等については、社会人として必要な日本語研修のほか、キャリア形成のための研修も含むものとしますが、日本語研修は必須といたします。
※技能実習生については本事業の対象外です。
(3)補助対象経費
会場費、講師謝金、講師旅費、委託料、受講料、テキスト代、交通費、通信料、印刷費、消耗品費等
(4)補助率、補助限度額
補助率 補助対象経費の1/2以内
補助限度額 1人あたり15万円
(5)補助の条件
・原則として月1回以上開催され、全課程の研修時間が20時間以上確保されていること
・外国人材の語学レベルやキャリア形成に合わせた課程が提供されていること
・特定技能に対する日本語学習の機会の義務的支援によるものではないこと
(6)補助対象予定者数
10名程度(1企業につき1名のみ)
(7)補助対象期間
交付決定の日から翌年の2月末まで
【応募方法】はコチラ
(1)募集期間
令和2年4月22日(水)から令和2年5月29日(金)まで
(2)応募方法
次の提出書類を、郵送、持参等で県労働政策課まで提出してください。
ア 交付申請書(様式第1号)
イ 事業計画書(様式第2号)
ウ 補助事業者概要書(様式第3号)
エ 受託事業者概要書(様式第4号)(委託して事業を実施する場合のみ)
オ 収支予算書(様式第5号)
(以上の様式は、このページ右側の「関連ファイル」からダウンロードできます。)
カ 見積書の写しその他の補助対象経費の積算の根拠となる資料
キ 研修を受講する外国人を雇用していることが確認できる資料(雇用契約書等)
ク 研修を行う講師の経歴が確認できる資料
ケ その他参考となる資料
(3)お問合せ先
富山県労働政策課雇用推進班
事務担当 中島(Tel:076-444-4558)
※ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合わせください。
【Q&A】はコチラ
今回の補助金は、外国人材を雇用する全ての中小企業に範囲が拡大されました。また、登録支援機関がこちらに入ってきている事が非常に興味深いですね。技能実習生とは明らかに異なる目的を持っています。現在増加している『技術・人文知識・国際業務』や『特定技能』外国人の支援を目的としています。
増加する外国人の在住者がより日本で活躍できること、日本語スキルがもっと高まる事でより日本での生活が楽しくなること、これが日本人と外国人の共生にとって不可欠であると思います。そうすることで日本人とのコミュニケーションも増えて、日本人の友達も増えます。
最近、技能実習生の悲しい事件を耳にすることが多くなりました。同じベトナム人同士のトラブルなども耳にします。せっかく日本に来て母国では得られない収入と技能を習得しに来ているのに、犯罪により今後の人生を台無しにするのは本末転倒です。また日本人にとっての印象も悪くなります。
でも、そんなことばかりではないんです。テレビやニュースでは悪い部分ばかりがクローズアップして取り上げられます。真面目に一生懸命に頑張っている、会社にとって凄く良い影響になっている外国人人材の活躍は、幅広く広がっています。今後外国人材を中心に採用していくというグローバル企業も多くあります。
何故なら、彼らは勉強しているからです。日本語を含めて日本の文化を勉強しています。仕事をしながら毎日何時間も勉強しています。日本人はどうでしょうか?社会に出てから仕事が終わって毎日何時間も勉強することがありますか?少なくとも私はありませんでした。本を読み、新聞を読む程度です。
もっと広く目を向けたいですね。私はそんな彼らを本気でサポートしたいと思います。
『富山の人材不足解消と外国人との共生をサポートする』
『あなたのお困りごとを解決して共に笑いあえるパートナーに』
オフィス スマイルベアー 山口 真二