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【数万人が待機!?】『ベトナム・タイから入国緩和!』~本日7月30日より査証(ビザ)発給開始~

ベトナム・タイ両国にて、本日7月30日より査証(VISA)発給開始

読売新聞によると、外務省が29日、ベトナム・タイ両国との間で、30日から査証(ビザ)の発給を開始することを発表しました。

優先的にビジネス目的で来日する長期滞在者や駐在員が対象となります。技能実習生や特定技能はその後になりそうです。また、入国拒否で日本に戻れなくなっている在留外国人についても、8月5日から再入国が可能になります。

以前投稿して大きな反響をいただいた記事はこちら

【新型コロナウィルス】で入国できない!?いつから入国可能に?特定技能、技能実習生にも大きな影響が。。。

新型コロナウィルスの感染拡大防止措置として

ここで気になるのは、新型コロナウィルスの感染拡大の恐れです。これまで水際対策としてかなりの部分で海外からの流入を防いできました。今回緩和されるベトナムやタイは世界中でも感染者が少ない国です。7月30日0時現在で、ベトナムは450人(死者0人)、タイは3298人(死者58人)です。そもそも日本よりも圧倒的に感染者が少ない国なのです。

今回、入国が認められる為の措置として以下の項目があります。

  • 出国前72時間以内に新型コロナウィルスの検査を行って陰性証明書を取得すること
  • 入国空港は成田空港、羽田空港のみ
  • 空港までは車で迎えに行くこと※公共交通機関の利用は不可
  • 入国後14日間は住居もしくは空港近くのホテルで待機すること

入国後にもPCR検査を行い、陰性であってもこの措置が取られます。

現在の来日待機者はどれくらいいるの?

緩和されたからといって、これまでのように自由に来日ができるわけではありません。

ベトナムに在住の知人の話によると、来日待機者は数万人いるとのことです。大部分が技能実習生や特定技能、留学とのことですが、それでも多くの外国人が待機してます。『技術・人文知識・国際業務』や高度外国人材、エンジニアの入国は早くなりそうです。

気になる一日の上限発給可能数はどれくらい?

多数の方からの申請が予想される中、発給可能な査証の上限数は、在ベトナム日本国大使館及び在ホーチミン日本国総領事館で合わせて週に630件程度になるそうです。通常であれば査証の申請を行った場合は、何日くらいの目安で発給されると教えてもらえるとのことですが、今回は完全に未定です。

発給までには相当の時間を要するとのことが予想され、早期発給依頼や結果が通知される時期などに関する個別の照会には一切対応できないとのことです。

『発給が可能となった段階で必ず申請者(代理申請機関を含む)に連絡しますので、それまでお待ちください。』

という対応のようです。

まずは申請を行って、あとは待つしかないようですね。

日本で発行された在留資格認定証明書の期限について

今回の入国制限に伴い、発行された在留資格認定証明書の期限については6か月まで延長されています。もともとは3か月以内の入国が必要でしたが、今回は特別な措置が取られています。

それでも、期限がぎりぎりになり最新性が必要になるケースも出てくると思います。

詳細は、外務省ホームページ出入国在留管理庁ホームページにて、詳細をご確認ください。

一刻も早くの入国を待ちわびている企業も多いとは思いますが、慌てても仕方がありません。安心、安全な入国と準備をし、まずは待ちましょう。

 

より詳しい内容が知りたいという方は、個別にお問い合わせください。

 

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オフィス スマイルベアー  山口 真二

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