【2021年の高卒採用】求人数20%減少と1ヶ月の開始遅れ。どうすれば高校生を採用できるのか?
【11年連続全国1位】富山県の高校生就職内定率!
スマイルベアーでは、人材採用コンサルティングの中で高校生の採用もサポートしています。『スマイルベアー』について※初めにお読みください。
富山県は全国1位の項目がたくさんあります。その中の一つが高校生の就職内定率でもあります。何気に11年連続1位?を記録しているとのこと。すごいですよね。参考までに平成30年卒業予定の就職希望高校生の平成29年12月時点の就職内定率ですが、全国的には91.5%となっています。富山県は何と『98.2%』です。まじめな県民性で有名な?富山県が表れている気がします。
その高校生の就職活動において、例年の人材不足、労働力不足の影響により、年々企業からの求人数が増加し昨年は過去最高の水準でした。学科にもよりますが10倍を超える求人倍率もありました。求人の数が多いという事は、大学生同様に学生からするとより多くの企業から選択することができます。
大学・短大・専門卒の新規学卒者は、就職活動において複数の企業の選考を受け、人によっては数多くの内定を勝ち取りその中から最も希望する企業へ就職を決定します。しかし、高校生の就職活動は原則一人一社の選考となっており(11月以降は複数応募が可能な場合が多い)、自分に合った企業を探すことが大変です。
高校3年生の時点で、明確に自分の将来を見据えた就職活動が果たしてできるのでしょうか?私の18歳・・・、多分何にも考えていなかったですよ。
当然、世の中の事も知らなすぎるし、授業で知りえた情報、家庭内での情報など少ない情報の中から就職を決めている。そんな状況が推測できます。ここでは学校の先生、親の意見が大きく左右されるのは容易に想像できますよね。
そんな高校卒求人についてですが、ではどのようにしていけば採用できるのでしょうか?
コロナの影響で大きく変わる高卒採用
富山労働局によると、今年2020年(2021年卒)高校生の求人について、新型コロナウィルスにより様々な影響を受けているようです。
従来の高校求人の受付は、6月末までにハローワークへ求人票を提出し、7月1日以降に発行されるハローワークの受理印がある求人票しか高校は受付してくれません。ですので企業は事前準備をし、7月1日以降に一斉に学校へ求人票提出とご挨拶に伺うわけです。
そのハローワーク受付の求人数が、昨年と比べて『20%』近く減少したという事です。6月末時点で、3,700人の求人数となり、昨年同期比で▲900人(▲19.8%)減少しました。※県内全体の求人数も5月の有効求人倍率はバブル崩壊以来27年ぶりの下げ幅を記録しています。
また、高校生の就職活動開始時期(推薦時期・選考開始時期等)が変更になりました。
※「高校生の就職活動開始時期(推薦・選考開始期日等)が変更になりました」より引用
1.企業による学校への求人申し込み、学校訪問の開始
7月1日(水曜) ⇒ 7月1日(水曜) ※変更なし
2.学校から企業への生徒の応募書類提出の開始
9月5日(月曜) ⇒ 10月5日(月曜) ※1ヶ月後ろ倒し
3.選考開始期日、採用内定の開始
9月16日(水曜) ⇒ 10月16日(金曜) ※1ヶ月後ろ倒し
4.複数応募可能時期【※富山県における取扱い】
11月1日(日曜) ⇒ 12月1日(水曜) ※1ヶ月後ろ倒し
上記のように、就職活動スケジュールが大きく1ヶ月ほど後ろ倒しになっている現状があります。また、学校休業の影響により夏休み期間も短縮され、地域や学校により夏休み期間も異なる為、応募前の職場見学においても影響が懸念されます。これは企業側が柔軟に対応する必要がありそうです。
一方で、企業からの求人票提出はこれまで通り7月1日と現状変わらないことで、言い換えるならば例年よりも企業研究する機関が増えたと考えることもできます。元より高校生からすると多すぎる求人の中から、自分が希望する企業を選択する為には少々期間が短すぎたように思えます。しっかりと時間をかけて、自分に合った企業、本当に希望する企業をしっかりと見極めてほしいですね。
『マーケティング採用』は高校生には活用できない?
スマイルベアーが人材採用コンサルティングで活用する手法は、『DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)採用』です。
これは、ターゲットを明確にし、最適な媒体を活用して、求職者の心にダイレクトに届ける、共感を生み出す一本釣り採用です。
高校生採用の場合は、ハローワークからの求人票のコピー(アナログ求人票)の受付のみですから、オンラインでのデジタル求人とは異なります。では、高校生にはこのマーケティング採用は活用できないのか?というと答えは否です。同じことです。
人材採用のコンテンツ、WEBのコンテンツでもいつも言っている通りですが、最も大事なことは『誰に、何を、届けるか?』という事です。
まず、誰に『高校生』対して、何を『求人票』届けるか?をしっかり考えて作りこみます。
『一番届けたいあなたからのメッセージは何ですか?』『どうすれば共感が得られますか?』
7月1日から高校生就職活動を開始しています。もう遅いとお思いですか?実は1か月遅れたのは、企業にとってもラッキーでした。
実は、まだ間に合います。
『どうすれば高校生を採用できるのか?』高校生を採用したい企業の方へ、今なら1社限定でお手伝い可能です。
富山にはなかなかない専門分野のサポートサービスですが、これまで18年の経験と実績でお応えします。
『ニーズをカタチに!』
『富山の人材不足解消と外国人との共生をサポートする』
『あなたのお困りごとを解決して共に笑いあえるパートナーに』
オフィス スマイルベアー 山口 真二