『2020年新卒人材採用』がもう終盤!!【大学生】採用から【高校生】採用に完全シフトする企業も!?
2020年卒新卒採用の現状は?
2020年卒業の新規学卒者採用、いわゆる『新卒採用』が6月を終え、既に終盤に突入している様子です・・・( ゚Д゚)
スマイルベアーの【人材採用コンサルティング】では、新卒採用のアドバイス、代行業務も行っています。
大学の先生方や、大手リクルート企業の情報によると、6月末の時点ですでに内定率は【7割】にも達しているとのことです。
もちろん、大学生、大学院生、文系、理系、短大生、専門学校生などなどの違いはあるものの、平均すると7割の学生が1個以上の内定をもらっているという事です。
世の中の就職ルールでは、3月から説明会の解禁、6月から選考開始が一応のルールですが、4月時点ですでに何割かの学生は内定をもらっていました。
皆様の会社ではいかがでしょうか?
内定を出せた学生さんはいますでしょうか?また、今後どのような対応策を講じているでしょうか?
大学生の内定率がすでに7割超え!?
大学生の内定率が7割を超えてきました。これは紛れもない事実です!
では、学生はもうほとんど残っていないという事でしょうか?
答えは否です!まだまだ『採用のチャンス』はあります!
新卒採用について【現実的なお話】をさせていただきます。(17年の人材採用の実績と、新卒採用の経験から)
- 内定をもらっている学生さんは複数社からもらっています。
- 6月1日は大手の内定が出る大事な目安です。
- 既に就活を終えている学生もいれば、内定後まだ活動をしている学生もいます。
- 夏休みはUターン学生の大事な帰省期間です。
- 秋は公務員試験後の進路変更時期です。
- 大学時代最後の部活にかける学生が動き出します。
- 内定辞退が出るのは6月以降です。
- 10月は内定式などが行われ、悩んでいる学生にとって最後の意思決定の時期です。
他にもいろいろありますが、6月以降の新卒採用の動向についてまとめてみました。
新卒の内定率が7割を超えていると聞いて、どのように感じるでしょうか?
また、これらをもとにどんな対策を行えばいいのでしょうか?
高校生の就職戦線解禁!!
2019年7月1日『高校生の就職活動』がスタートしました!!
高校生の就職活動スケジュールは以下の通りです。
- 6月1日以降⇒高卒求人の受理
- 7月1日以降⇒求人票の払戻し※受理されていない求人は受付されません。
- 7月1日以降⇒学校訪問※求人票をコピーして使用
- 9月5日以降⇒学校からの推薦
- 9月16日以降⇒採用選考開始
実際のところ、求人票を学校に届けてから、先生と生徒、親御さんの面談が7月中旬ですから、
『全ての求人票を見ながらじっくりと吟味していきたい会社を探す。』なんて期間は高校生には正直ないというのが私の実感です。
よく高校生の採用には、OB・OGが深い関りを持つと言います。確かに先輩が就職して活躍していると、安心ですよね。
一方で、しっかりとした準備期間をもって、自分に合った仕事、会社を選べているかというと、今の仕組みでは疑問に残りますね。
中小企業の学卒者採用は高校生にスイッチ!?
スマイルベアーでは、高校生の採用もお手伝いしています。
昨年、高校を訪問した際に就職担当の先生に聞きましたが、ここ数年で高校生向けの求人が激増したそうです。
私が訪問した際に、確か昨年7月10日くらいで700何番目と言われました。数えているところがすごい。
では今年の就職希望の学生はどれくらいいるのでしょうか?※ハローワーク高岡・氷見の資料より
富山県全体ではなくすみません。私が参加したのが高岡での説明会でした。
- 平成27年3月卒の卒業者数は、2,722人
- 平成31年3月卒の卒業者数は、2,731人
増えていることに少し驚きましたが、これに対して、
- 平成27年3月卒の就職希望者数は、585人
- 平成31年3月卒の就職希望者数は、581人
5年間でほぼ変わりません。
- 平成27年3月卒の受理求人数は、1,029人
- 平成31年3月卒の受理求人数は、1,657人
- 平成27年3月卒の求人倍率は、1.92人
- 平成31年3月卒の求人倍率は、3.11人
ここ数年で、企業からの求人数が1.5倍になっています。
就職率は100%ですので、求人が増えた分、求人倍率が上がっているという事になります。
特に中小企業が、大学採用も行いつつ、高校生の採用にシフトし始めたという事が明らかです。
注目されている外国人留学生
高校生の新卒採用へのスイッチが進む中、注目されているのが『外国人留学生の採用』です。
これまで、日本に来ている留学生にはある課題がありました。
それは、卒業しても日本国内での就職がなかなか決まらないという現実です。
理由の一つに、在留資格が有ります。
外国人の場合、日本の大学を卒業して、日本人のようにどのような企業にでも就職できるというわけではありません。
日本で働くためには、日本で就労可能な在留資格を取得する必要があります。その在留資格に該当する職業が限定的であることが要因です。
ですから、これまで外国人留学生は、日本で働きたくても働けないという実情があり、やむなく帰国しているというケースが少なくありませんでした。
ここで繋がる【特定技能】という新しい在留資格!
その留学生が日本で働けるための在留資格が、今年4月に新しくできた『特定技能』です。
『特定技能』については【外国人雇用コンサルティング】で解説しています。
今年4月、新設された在留資格『特定技能』の実務稼働に向けて大急ぎで動き出している所ですが、まだまだ試験や、各団体の動きが追い付いていないのが現状です。
しかし、実はこの『特定技能』、留学生にとっては日本で就職をする絶好の機会となるのです。
私が考える活用方法で最も現実的な分野は、『外食分野』と『宿泊分野』です。
特に人材不足が顕著なサービス業での就職が可能になったことは非常に大きいです。
外食業、宿泊業において人材不足でお困りの方は是非とも活用すべきだと思います。
詳しく話が聞きたいという方は、いつでもご連絡下さい。
『あなたのお困りごとを解決して、共に笑いあえるパートナーになりたい』
オフィス スマイルベアー 山口 真二