『人材不足で悩まなくなる』コンテンツを創りました。【なぜ?人が来ない?日本が抱える人材不足】vol.1
現在の日本が抱える生産年齢人口減少の問題について
上記グラフは、
『生産年齢人口と総人口の長期推移』(左図)
『生産年齢人口の推移』(右図)
を表しています。
※生産年齢人口とは、15歳~64歳の人口を指します。
このグラフを見てみると、日本は生産年齢人口が1997年を境に急激に減少している事がわかります。また、他の先進国と比較しても顕著に減少していることがわかります。これは、ご存知の通り少子高齢化が進む日本が抱える最大の人口問題です。
一方、総人口は横ばいからやや減少傾向にあるものの底まで大きなカーブは描いていません。働く人口が減少するにもかかわらず、高齢化が進み社会保障費が膨らみ続けるということが今後ますます起こっていきます。
有効求人倍率の本当の考え方について
このグラフは、皆さんよく目にしているかもしれません。日本の有効求人倍率の推移です。2009年7月以降、右肩上がりで上昇を続けています。少し古いですが、全国平均で2017年12月現在『1.59倍』となっています。2019年2月最新データでも、『1.63倍』とまだ上昇しています。そして、恐らくは当分の間これが下がるということは無いといわれています。
有効求人倍率とは、『有効求職者数に対する有効求人数の比率』のことです。ハローワークで集計したデータで算出されていますが、いわゆる『仕事を探している人1人当たりに何件の求人があるか』ということになります。
『1倍であれば、1人に1件』
『0.5倍であれば、2人に1件』
『2倍であれば、1人に2件』
ということができます。ちなみに富山県は、現在2倍を超える、全国でもトップクラスの人材不足県です。
【有効求人倍率の本当の考え方】とはどういうことかというと、
『大企業と中小企業ではそもそも一緒に考えてはいけない』という事です。
【中小企業の求人倍率はほぼ10倍!?】
2ヶ月くらい前の新聞に掲載されていました(リクルート調べ)が、大手企業と中小企業の採用格差は大きくなる一方です。。。(涙)
2019年の新卒就職希望者数に対しての求人数を見てみます。
【大手企業】
『13万8,800人』の就職希望者に対して
求人数『5万1,400人』
求人倍率『0.37倍』
【中小企業】
『4万6,700人』の就職希望者に対して
求人数『46万2,900人』
求人倍率『9.91倍』
ほぼ、【10倍】ですよ・・・!?
2019年2月の富山労働局発表の雇用情勢では、富山県の有効求人倍率は『2.00倍』です。(下記引用元)
この件は、新卒採用でのデータになります。中途採用の場合は、大企業の求人が減りますので、そのまま当てはまるということは無いですが、中小企業の採用が厳しいのもうなずけます・・・。
それじゃあ、採用することはできないのでしょうか?
答えは、否です!
はっきりと言いますが、人材採用する方法はあります。実際に、採用で困っていない会社があります。事実、やり方を変えただけで採用できている会社があります。その方法と手段について、このカテゴリーでは紹介していきます。
問題を解決するには、まず現状をしっかりと認識することからです。そのうえで対応策を講じます。
今後、週に一回のペースでこの『人材不足で悩まなくなる』コンテンツは配信してまいります。できれば続けてご覧いただけると、人材不足でお悩みの企業様のお役に立てると思います。
『そんなに待てないわ。』という方は、いつでもご連絡下さい。
本コンテンツは、平成30年2月20日内閣府好評の『外国人労働力について』より一部引用しております。